ケアンズの北100キロちょっとのところにある、デイントゥリー川の北側に位置する熱帯雨林は、ウェット・トロピックスの中でも手付かずの部分が多く残されています。というのは、今現在、このデイントゥリー川には橋が一つもかかっていないため、南北の行き来は全てフェリー(営業時間朝6時から夜12時まで)に頼られているから。そのおかげで川の北側に行く人や車の量がある程度制限されるため、開発からかけ離れた自然を楽しむことが出来るのです。このデイントゥリー川では、野鳥、海水ワニなどを観察するクルーズも随時出ており、一見の価値があります。
また、ケープトリビュレーションは海と隣接しているため、ウェット・トロピックスとグレートバリアリーフの二つの世界遺産が出会う場所としても有名で、一段と美しい景色が楽しめます。探検家キャプテン・クックの船「エンデバー号」がグレートバリアリーフの浅瀬に座礁した際、トラブルの多い岬(ケープ)ということで名づけられたのが名前の由来です。
ドライブしていて目立つ植物は、ヘゴシダ、ファンパームなど。ただし高度によって植生も変わってくるので、それを観察するのにもってこいの場所がデイントゥリーディスカバリーセンター。高さ23mにも及ぶキャノピータワーをはじめ、400mに渡って熱帯雨林の中を走っているボードウォークなど、自然観察には最適の場所となっています。
その他、無料で楽しめるボードウォークには、DUBIJI BOARDWALK (所要時間約1時間)やMARDJA
BOTANICAL WALK (所要時間約30分)、マングローブの中のボードウォークが楽しめるMYALL
BEACH から CAPE TRIBULATION BEACH までのウォーク(所要時間約1時間半)など。また淡水のスイミングを楽しみたい人にはケープトリビュレーションの店近くのスイミングホールをはじめ、ブルーホールなどがある。ただし、場所によっては海水ワニが生息するところもあるので、くれぐれも事前のチェックが必要となります。
ケープトリビュレーションまでの行き方は、ツアーのほか、長距離バスも毎日運行しています。レンタカーを借りるときは、デイントゥリー・フェリー以北への運転が許可されるかどうか必ず確認が必要。会社によっては車種等によって許可していないところがあります。
また、時間をかけてゆっくりケープを楽しみたい人には宿泊施設も様々なスタイルがあり、熱帯雨林という立地条件を最大限に生かした簡素で風通しの良い部屋のスタイルから、三つ星・四つ星のリゾート・スタイルまでチョイスは多様となります。 |