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ケアンズの歩き方
熱帯雨林の歩き方
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熱帯雨林(ウェット・トロピックス)の歩き方

ケアンズ近郊の熱帯雨林/ウェット・トロピックスとは

 ケアンズ周辺の山々を中心に北はクックタウンの南側に位置するブラックマウンテンから始まり、南はタウンズビルの北側まで 南北に約450キロに渡って細長く広がる世界最古(1億3千万年もの)の熱帯雨林の帯が広がっています。その中の約3割が国立公園に指定されており、中でも有名なものがキュランダ、デイントゥリー、ケープトリビュレーション、モスマン、ウールーヌーランなどです。

このエリアの熱帯雨林は1988年に世界自然遺産にも指定され、ケアンズの観光客にも人気の訪問スポットとなっています。総面積は約9000平方キロメートル、オーストラリア全体の面積と比較すると、ほんの1000分の1ほどに過ぎませんが、その中に、オーストラリアに生息する植物、動物の約4割近くが住んでいるという、生命の坩堝となっています。

世界遺産に指定された熱帯雨林

世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界遺産条約」に基づいて、「世界遺産リスト」に登録された自然や文化のことです。カテゴリーは「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」に分類され、地球にある素晴らしい自然や文化を、国や民族の区別無く、全地球人のものとして守っていこうというところにありますが、その中でも特に消滅や崩壊の危機に瀕する自然や文化財を守り、未来に受け継ぐというのが最大の目的。 自然遺産の基準に達するためには、4つの条件のうち1つでも満たしていればリストアップされますが、なんとウェットトロピックス(グレートバリアリーフも同じく)は、世界的にも稀な4つ全ての条件を満たしています。地球発展の歴史の主要段階を示すもの、現在も生物学的進化が認められるもの、並外れて美しいこと、そして絶滅危惧種の生息地であること。ということで、ケアンズの世界遺産は世界的に見てもとても特別なもの、ということになるのです。

キュランダ
バロン滝

ケアンズの熱帯雨林の中で一番有名なのは、なんといってもキュランダ。村自体は、1960年代にヒッピーやアーチスト達の集落として栄え始めましたが、その後観光業が盛んになるに従って、土産物屋やカフェレストラン、アボリジニ製品などが建ち並ぶメインストリートへと姿を変えて行きました。現在でも有名なオリジナル・マーケットとヘリテージ・マーケットの二つのマーケットをはじめ、手作りクラフト、アートギャラリーなど、のんびりとショッピングを楽しむには良い場所。

また、キュランダといえば、そこに着くまでの交通機関がもう一つの楽しみとなります。「移動」という事だけを考えるなら、車で熱帯雨林を間近に見ながらクネクネと山道を登っていく手もありますが、せっかくならば、世界一長いケーブルカー(全長7.5km)のスカイレールの窓から、熱帯雨林の木々の頂上を真上から見下ろしたりといった普段は滅多に出来ない経験をしたり、100年以上の歴史があるキュランダ鉄道で、山間から吹いてくる風を感じながら、ゆったりと旅を楽しむも良し、、、などなど、行きと帰りの移動も是非楽しんでもらいたいところ。

キュランダの村自体は、真の熱帯雨林を楽しみたい人にはちょっと物足りないかもしれませんが、それでも村のはずれにいくつものウォーキングトラックがあったり、その森に生息する蝶を間近で見られるバタフライサンクチュアリーや、鳥類が集まるバードワールドなど、自然に触れるチャンスは沢山あるのです。一日たっぷり使っての訪問がお勧め。

* キュランダに行くには

ディントリー&ケープトリビュレーション

 ケアンズの北100キロちょっとのところにある、デイントゥリー川の北側に位置する熱帯雨林は、ウェット・トロピックスの中でも手付かずの部分が多く残されています。というのは、今現在、このデイントゥリー川には橋が一つもかかっていないため、南北の行き来は全てフェリー(営業時間朝6時から夜12時まで)に頼られているから。そのおかげで川の北側に行く人や車の量がある程度制限されるため、開発からかけ離れた自然を楽しむことが出来るのです。このデイントゥリー川では、野鳥、海水ワニなどを観察するクルーズも随時出ており、一見の価値があります。

また、ケープトリビュレーションは海と隣接しているため、ウェット・トロピックスとグレートバリアリーフの二つの世界遺産が出会う場所としても有名で、一段と美しい景色が楽しめます。探検家キャプテン・クックの船「エンデバー号」がグレートバリアリーフの浅瀬に座礁した際、トラブルの多い岬(ケープ)ということで名づけられたのが名前の由来です。

ドライブしていて目立つ植物は、ヘゴシダ、ファンパームなど。ただし高度によって植生も変わってくるので、それを観察するのにもってこいの場所がデイントゥリーディスカバリーセンター。高さ23mにも及ぶキャノピータワーをはじめ、400mに渡って熱帯雨林の中を走っているボードウォークなど、自然観察には最適の場所となっています。

その他、無料で楽しめるボードウォークには、DUBIJI BOARDWALK (所要時間約1時間)やMARDJA BOTANICAL WALK (所要時間約30分)、マングローブの中のボードウォークが楽しめるMYALL BEACH から CAPE TRIBULATION BEACH までのウォーク(所要時間約1時間半)など。また淡水のスイミングを楽しみたい人にはケープトリビュレーションの店近くのスイミングホールをはじめ、ブルーホールなどがある。ただし、場所によっては海水ワニが生息するところもあるので、くれぐれも事前のチェックが必要となります。

ケープトリビュレーションまでの行き方は、ツアーのほか、長距離バスも毎日運行しています。レンタカーを借りるときは、デイントゥリー・フェリー以北への運転が許可されるかどうか必ず確認が必要。会社によっては車種等によって許可していないところがあります。

また、時間をかけてゆっくりケープを楽しみたい人には宿泊施設も様々なスタイルがあり、熱帯雨林という立地条件を最大限に生かした簡素で風通しの良い部屋のスタイルから、三つ星・四つ星のリゾート・スタイルまでチョイスは多様となります。

ボードウォーク 団扇の様なウチワヤシ ケープトリビュレーション 展望所から

* ディントリー&ケープトリビュレーションに行くには

* ディントリー&ケープトリビュレーションでの宿泊は

* ディントリー&ケープトリビュレーションに車で行くには

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